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広島がん・生殖医療ネットワーク(HOFNET)が設立されました。

2017年05月22日

近年のがん治療の成績向上に伴い、がん患者さんの妊よう性温存にかかわるカウンセリング体制と生殖医療提供体制の確保がますます重要な課題となっています。広島県内のがん治療施設と生殖医療機関の連携を深め、治療後に挙児を希望する患者さんに安心して治療を受けられる体制を確立するため、このたび、本年の3月1日に県立広島病院生殖医療科の原鐡晃部長が代表世話人、一戸教授が代表幹事をつとめる「広島がん・生殖医療ネットワーク(Hiroshima Oncofertility Network, HOFNET)」が設立されました。5月20日には、学内の広仁会館で、がん・生殖医療の知識向上のための研究会がHOFNETとの共催で開催されましたが、70名近くの参加者があり、この領域の医療体制整備への関心の高まりが伺えました。今後、HOFNETでは、がん生殖医療にかかわる患者さん向け・医療者向けの情報提供資材の作成や、各がん治療施設から県内の日本がん生殖医療学会認定施設に、共通の情報提供テンプレートを用いて患者さんを紹介できるシステムの構築などを目指しておりますので、ぜひ活動をご支援ください。

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